# 018 六十四卦 乾為天(けんいてん)3爻 〜 願いごと叶う 〜

3爻ですから、これから上り詰める

局面でしょうか。念願達成のクライマックス

です。長年の夢が叶う正にその時を

迎えようとしています。最後の詰めが甘くならぬ

よう気を引き締めなければなりません。

終わり方一つで、その後の行方も変わってきます。

 

 テンションが上がっているかもしれませんが、

逆に結果が出ずに苦しんでいる者も大勢

いることを忘れずに、決して浮かれるような

ことの無いよう心掛けたいところです。

 そのためにも本来の目的がなんだったのか

もう一度、肝に銘じること。何のために

努力してきたのか、そして念願が叶ったら

それで、おしまいなのか――――――

 さらなる目標に標準を合わせ始める時でも

あります。世界は、絶えず変化しており、

物事は「進化」するか「退化」するかの

どちらかです。その中間は存在しません。

「進化」していると自信を持って答えられない

のなら、あなたは「退化」しているということ

です。

 支配されたふりをしつつ、支配者の鼻を明かす

ようなことをやってのけよう。それが、人生の

醍醐味。

 

#017 第三十卦 離為火(りいか) 上爻 〜 ” 非常に 明るいことをあらわす卦 ”

火が重なっているのですから、

とても明るいし、エネルギッシュ。

このことから、

「聡明さ、明るさ、叡智の徳」などを

あらわします。

 とても良い卦ですが、扱うものが「火」

ですから、使い方を間違えると、

たいへんなことになります。

お互いに活かし合う”「相性」(そうせい) ”

の関係構築は必須の課題です。

#016 第三十三卦 天山遯(てんざんとん) 3爻 〜 目の前に高くそびえたつ山 〜

遯は逃れるという意。今は、劣勢にある時。

または、退き 避けるという時をあらわしています。

功なり、名遂げて退くは自然の道―――


 この卦が出た時は、いったん退く時。

 体制を整え、次の機会を待つのです。

 結婚は、話がとりとめもなく、

まとまりません。仮に結婚したとしても

和合がとれるわけありません。

 釣り合わない状態をあらわしていますから。

恋愛も同じことで、性格的に合わない。

女性に押しまくられるるか、女性は

他の事にきをとれら、あなたから遠のいて

いきます。

 しかし、功なり、名遂げた者、宗教家、

隠遁者には良い卦です。

 また、人々が衰運の時は、遊びがねで儲ける

には積極的に出て良い時です。旅館、レストラン

など接客業には良い卦。

#015  第五十卦 火風鼎(かふうてい) 2爻 〜 一人で無理しないで・・・ 〜

鼎には足が三本ある。これは、安定、協力を



意味します。一人でできないような事も



3人で協力すれば、事を成せますということを



示す。


 例えば、自社のみで無理するのではなく、


仕事の一部を他社に依頼したり、


他の部署に協力を仰いだりすることで、


成功の確率を高める。


 独断するのではなく、経験者や、


専門家の意見をしっかり汲み取って


方針を立てる等。

#014 第三十七卦 風火家人(ふうかかじん) 5爻

傷ついた者を慰め、いこいの場を


提供するとき。火種を絶やさず、


守っている姿です。


 太陽の熱で風が暖まることから、


あなたの名声や徳が広く伝わって


いくことを示しています。



 だんだんと影響を及ぼし、周囲


の人を幸福にします。


 

#013 第五十二卦 艮為山(ごんいさん) 2爻 〜 大自然の不動の姿 〜

山が二つ重なっており、「安定していて動かないこと」を示しています。


こんなときは、「自分を認めてもらおう」とか「手柄を立てよう」とか


思わない方が、賢明でしょう。自分の立場を考えて静かに身を守るとき


なのです。



 また、山が2つ重なっていることから、コツコツと地道に努力


を続いていけば将来、大成する運勢だと言えます。



 これから、結婚の交渉に入ろうと迷っている方なら、思いとどまるべき時

 
です。